環境に配慮されている印刷工場

全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会(JSDPA)の環境委員会に
愛知県組合の環境委員という立場で参加してきました。
毎年環境委員会では、日本印刷産業連合会主催の印刷産業環境優良工場に表彰された
工場に訪問し環境対策を学び、所属団体加盟各企業に周知していくことを目的に開催されています。
今年度の訪問先は、印刷関連10団体の中でも、一番環境規制の影響を受けられたが故に、
最先端の取組みに着手されておられる全国グラビア協同組合連合会会長の会社
大日本パックェージ株式会社」様を見学させて頂きました。

グラビア印刷工場では私たちと比べ物にならないくらい、とても大量のインキや溶剤を使用されています。
その為、工場内から出る排気には多量のVOCが含まれており、そのまま外気に放出することは出来ません。
そこでこの工場では、工場内の全ての空気を集め、VOCを除去した上で外気に放出されているとのことでした。
また、外気は工場内の室温湿度とはかなりの差があり、このまま吸気し適温適湿な状態に調整するのには、
とても膨大なエネルギーが必要となります。
その為、この工場では外気と排気の空気を入れ替える際に、それぞれの空気間で温度湿度のエネルギーの受け渡し
を行い、無駄な空調エネルギーを使うこと無く省エネ化を図られているそうです。
ちょっと難しくなりましたが、このように工場内の空気を全て入れ替える装置を稼働させている為、
とても大きな場所や空間が必要となり、印刷現場以上にその空気循環装置の為にスペースを割いておられました。
取られている環境対策は数々紹介して頂きましたが、私が一番衝撃を受けた点をまとめてみました。

大日本パックェージの皆さま。お忙しい中、とても詳しくご案内して頂きましてありがとうございました。

最先端の取り組みを目の当たりにし、とても衝撃を受けました。
私たちのスクリーン印刷業界はまだインキ使用量も少ないため、これほど厳しい目にはさらされておりません。
しかし、だからといって環境には配慮しなくても良いというわけではありません。
このことを踏まえ、弊社も環境にも配慮し操業する工場で有りたいと思っています。
今年の環境委員会はまだ続きます。
野田哲也

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