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「下町ロケット」から特許ビジネスのいろはを学ぶ

中日信用金庫様の中信青年経営者会、総会講演会に参加しました。

講演会には、「下町ロケット」で恵俊彰演じる神谷弁護士のモデルとなった

弁護士・弁理士/金沢工業大学客員教授の鮫島正洋氏を講師にお迎えし

「『下町ロケット』に学ぶ中小企業の経営戦略」をテーマにご講演賜りました。

冒頭、小説を読んだりドラマを観たりした人を確認されていましたが、

この会場では7割を超える方が挙手され「下町ロケット」を知っている状況でした。

その中で、自らの弁護士業務について、事件事故や離婚調停・相続問題といった

個人的な問題を扱われる方ではなく、『ビジネス弁護士』という企業間での問題を

扱われる弁護士だとご説明がありました。

特に鮫島先生は、技術系の問題、平たく言えば特許に関する事が得意分野だと。

ドラマ視聴者の方なら、なんとなくその内容をご理解頂けるのではないでしょうか。

さて、私の会社では同じ製造業に身をおいていますが、特許を取得などという

大それた事を考えることも無く、まさにテレビや小説の中の出来事という認識です。

実際に特許取得に関わる費用をさらっと話されていましたが、案の定、安くはない。

とはいえ、今回のセミナーが全く関係ない話かと言えばそうでもなく。

開発した技術を収益化するための要件など、経営上の問題点を具体的にわかりやすく

説明して頂きました。また、そのために特許が有るということも。

更に「ビジネスモデル特許」という新しい特許がサービス業で活用されている事例紹介は、

世の中あらゆる分野に特許が関わっているということを知ることが出来ました。

下町ロケットにあるような、特許ビジネスの世界をわかりやすく伝えて頂いたことで

特許ビジネスについての理解を深める事ができました。

改めて下町ロケットと下町ロケット2を観なおしてみたいと思いました。

野田哲也

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