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精力善用・自他共栄 柔道家古賀稔彦氏の講演

中日信用金庫様の中信青年経営者会、総会講演会に参加しました。

講演会には、柔道家の古賀稔彦氏を講師にお迎えし、
「自分に負けない精神力を磨く」をテーマにご講演賜りました。

柔道の話題が世の中に出るのは、4年に一度のオリンピックのときだけ。

そして私も4年に一度の人。

この夏に有ったリオオリンピックの話題ですら懐かしい。

講演に先立ち、プロフィール紹介代わりの柔道戦績映像を見ました。

初出場、三回戦敗退だったソウルオリンピック。

その悔しさをバネにし迎えた4年後のバルセロナオリンピック。

金メダル候補筆頭、選手団の主将も務めて挑むも、直前の練習中に膝を負傷。

通常なら歩くことも困難な状況の中、痛み止めを打ちながら挑み掴んだ金メダル。

なぜ、そんな逆境の中、金メダルとういう栄光を掴み取ることが出来たのか。

さまざまなキーワード出ました。

・挑戦し続けたから。

・自分の夢を実現するための、性格と考え方を知ったから。

・努力ではなく、欲。

・欠点を認め、克服し、長所に変えること。

・ピンチではなく、チャンスと捉える。

なかでも、一番印象に残った言葉は「恩返しの力」が大きかったと。

自分一人の力だと過信してはいけませんね。

何事にも感謝の心を大切にしたいです。

最後に講道館柔道創始者、嘉納治五郎氏の教え
「精力善用・自他共栄」
心と体を良い目的のために使うこと。
他の人と助け合い良い社会を作ること。
いい言葉ですね。

柔道未経験の私は恥ずかしながら初めて知りました。

この言葉を胸に刻みながら日々修行されているんですよね。

古賀さん、こんなに柔らかく暖かみを感じる人だと思っていませんでした。

試合のイメージしか無いですからね。やる気の出るいい話でした。

野田哲也

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