昭和の終わりに建てた会社の建物ですから、
平成時代を終えようとする今では、築30年を超えています。
もう、ほんといろんな設備が、30年という時代の流れと共に
老朽化や今の時代に合わなくなってきている為、更新の時期を迎えています。
先日はトイレのリフォーム工事についてブログに書きました。
今回は、社内の蛍光灯をLED照明へ交換する工事を行いました。
もちろん狙いは、「電気代削減」と「交換手間を無くす」ことです。
しかし、私たちは印刷工場です。
省エネや経費削減以上に、色の見え方にもこだわりたいと考えました。
導入に当たり、コストは嵩みましたが、
超高演色LED照明(Ra98、AAA相当)を選びました。
カタログにはこう書かれています。
通常のLED光源とは異なり、限りなく太陽光に近い色再現特性を持つLEDチップを採用。
日中の太陽の下で見る物体の色を忠実に再現致します。
【使用用途】
物体の色を限りなく自然な色(日中の太陽光環境下)で見せたい場所に最適です。
・美術館 ・商品ディスプレイ(什器) ・カラー塗装の検査工程照明 ・印刷物、モニターでの色確認(写真など)
今までの蛍光灯環境では、正直なところ蛍光灯を入れ替えを行うと、色味が変わって見えることも有りました。
一般的にも、見る光源によって、色味が変わって見えることはよくあります。
そのため、確実に色出し(刷色調整)を行うために、印刷物を太陽光に晒して確認をしていました。
今後は「色の見え方」についても、お客様に安心して頂ける環境が整いました。
野田哲也