工場見学へのお誘いを受けました。
ものづくり補助金に挑戦し、それを利用して導入した新設備の
お披露目会を開くとのこと。
小数ロットの紙加工を専門に取り組まれている
中島紙工様にお邪魔しました。
設備は、普段は目にしない製本工程の、折り・穴あけ・中綴じ製本など
逆に弊社でも使う、断裁・角丸機などがあり、家族で経営されていることもあり
親近感すら感じる工場でした。
こちらが2階を改造してまで、導入された新しい設備です。
1回の材料投入で、筋押し・ミシン目・シートカットなどの
工程が1工程(ワンパス)で行われます。しかも抜き型いらず。
また、データの切り替えだけで、加工内容が変えられるので、
セッティング時間はほぼゼロで、次の加工作業が出来るようです。
これには驚きました。パネルを操作するだけで、作業切り替えが出来ています。
開発したメーカーが凄いのか。導入した中島さんが凄いのか。
いずれにしても、補助金獲得し、新しい設備を導入し、社内をまとめ
ここまでの内覧会を開く、中島さんのパワーに圧倒されました。
試作の資料も特徴が判るように作られており、また何と言っても
説明が堂々として、製本業務に精通していない私でも判りやすかった。
座談会の場では、補助金獲得までの苦労話を伺いました。
以前より話は聞いていましたが、実際に機械を見ると内容が違って聞こえます(苦笑)
身近な仲間がこうして頑張っている姿は、非常に刺激を受けますね。
おおいに励みになりました。ありがとうございました。
野田哲也