名古屋而立会の11月例会(愛知県印刷工業組合共催)に参加しました。
株式会社ティアの代表取締役社長、冨安徳久様を講師にお迎えし、
尽生と志事 ~夢はみるものではなく叶えるもの~ をテーマにご講演賜りました。
目的が達成される組織は、一致団結していなくては始まらない。
では、団結するには何を一致させなければならないのか。
普通。職場を選ぶ基準は、お金と将来性と世間体。
つまり『働いて得ること』を考える。
でも、それではダメなんですよ。ということから始まったこの講演。
ご自身が葬儀業界に足を踏み入れたきっかけとなる体験から始まり、
独立するまでの経験。独立、そして今までとこれから。
ご自身が感じてこられた経営の本質を、目一杯伝えて頂きました。
冨安社長は『働くことは与えること』だと話されていました。
何を与えるか、誰を喜ばせるか、その誰かの為に尽くす事。
そのための理念の重要性を説かれていました。
志を追求し、同志的結合出来た組織は強いと。
その組織を作るため20年間、学び続け、発信し続けたとも。
教える事は1対多数でも出来るが、
育てる事は1対1、そして繰り返し。
これは非常に耳が痛い思いでした。
育てるためには、言いたくないことを言わなくてはいけない。
でも、いい人でいたいし、嫌な思いもしたくない。
それでもやらないと理想の組織にならない。
そんな心の弱さを突かれた気がして。。。
とは言え、育てる為のヒントも多く頂けました。
・感性を磨くためには、高い感性に触れること。
・一流の接客を受けたいなら、感じの良いお客になる。
・同じことを繰り返さない。今よりも良くという「変化と進化」。
これら、きっかけやチャンスを作ることを考えてみたいと思う。
最後に経営者として、心に刻むフレーズをここに残しておきます。
『人は人に感動してその企業の虜になる』
社長としての覚悟「人を使うは苦を使う」
強さの源は覚悟 「覚悟に勝る事はない」
経営は実行力 「人間は頭に思い浮かぶ事しか行動できない」
そして
全ては自分の責任「他人のせいにしない」
冨安社長の元気と凄みに圧倒された、あっという間の講演でした。
今年度の名古屋而立会テーマ「覚悟と行動」。
冨安社長の強い信念を実現させる源には、
私たちの見本となる「覚悟と行動」がありました。
名刺の肩書は、CMでおなじみの「葬儀大臣」でした!!
野田哲也