ステッカーとシールの違いについて

ステッカーとシールやラベルの違いってご存知でしょうか?
TwitterFacebookでこの違いについて書き込んだところ、
大きな反響がありましたので、一度ブログにまとめておこうと思います。
そもそもステッカーやシール・ラベルとはどのようなものでしょうか?
そうです。簡単ですね。
普通のペラ紙の印刷物と違い、通常は本体と剥離紙の二重構造になっており、
剥離紙を剥がすと本体の裏には糊がついていますね。
この状態のものでも使われる環境や状況によって、
ステッカーやシール・ラベルなどと、便宜的に異なる呼び方を使っています。
ステッカー
1)日焼けや雨風に強い素材や印刷方法で作ります。
  屋外で使われる事が多いです。
フィルムベースの素材を利用します。
  耐候性に優れた印刷方法、インキ選定、加工方法をとります。
※使用例としては
自動車や電車やバスなどの表示物
看板や屋外サインなどの表示物
自動販売機や屋外で使われる機材などへの表示物など
2)長期間使うことが想定されるものに貼るもの。
生産設備や家電などの長期間使用するものへ貼られます。
※使用例としては
危険・注意・CAUTIONなど記載内容が消えては困る表示物
機械などの本体に貼られる取扱説明文
スイッチパネルなどの銘板類
3)生産枚数はシール・ラベルに比べ少ない。
数枚~数万枚程の小ロットのものが多いです。
4)その為、1枚あたりの価格は高めになる。
シール・ラベル
1)日焼けで色飛びしやすい為、屋内で使います。
消耗品や消費財などへ貼られます。
※使用例としては
比較的ライフサイクルの短い商品についているラベルなど
2)短期間しか使われないことが想定されるものに貼るもの。
安価に抑えるため紙ベースの素材を利用します。
※使用例としては
購入されるまで必要な商品のラベルなど
パッケージなどに貼られる販促用POPラベルや値札など
3)生産枚数はとても多い。
数万~それ以上のとても多い、大量ロットとなる場合が多いです。
4)だから、1枚あたりの価格は安価に抑えられる。
簡単にまとめると
ステッカーなのか、シール・ラベルなのかは、

だいたい下のような感じですみ分けされてます。

  ステッカー  シール・ラベル

1) 屋外か    屋内か

2) 長期か    短期か

3) 少量か    大量か

4) 高いか    安いか

こんな感じで業界内では便宜的に明確に使い分けられています(^o^)
興味を持って頂けたなら、話の種にでも使ってください。
とはいえ、私も面倒な時は広告バスラッピングなど説明する時には

アレおっきなシール貼ってるんだよ~なんて言いますけどね(*´艸`*)

野田哲也

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